YCobol-文法の説明
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READ
READ はファイルからデータを読み込む命令
- □ 順呼出しの場合
- 【構文】 [ ] は省略可能
- READ ファイル名 [INTO 項目名]
- [
- [AT END
- 処理1]
- [NOT AT END
- 処理2]
- END-READ]
- ・ファイルからデータを読み込めたら、「NOT AT END」の処理を実行する
- ・ファイルの終わりに達したら、「AT END」の処理を実行する
- ・INTO を指定すると、ファイルから読み込んだレコードを、項目名へ転機する。
- 【例】
- READ IN-FILE
- AT END
- MOVE 1 TO FILE-END
- NOT AT END
- DISPLAY "読み込んだデータ: " IN-REC
- END-READ
- □ 乱呼出しの場合
- 【構文】 [ ] は省略可能
- READ ファイル名 [INTO 項目名]
- [
- [INVALID KEY
- 処理1]
- [NOT INVALID KEY
- 処理2]
- END-READ]
- ・指定したキー値がファイル中に存在しなければ(読込めなければ)、「処理1」を実行する。存在すれば(読込めれば)、「処理2」を実行する
- ・INTO を指定すると、ファイルから読み込んだレコードを、項目名へ転機する。
- 【例】
- READ IN-FILE
- INVALID KEY
- DISPLAY "見つかりませんでした"
- NOT INVALID KEY
- DISPLAY "読み込んだデータ: " IN-REC
- END-READ
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