YCobol-文法の説明



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SORT



 SORT は入力ファイルのレコードを整列し、その結果を出力ファイルへ書き出す命令。

【構文】 [ ] は省略可能    | は選択を表す

SORT ファイル名1
    {ON {ASCENDING | DESCENDING} KEY 項目名 ・・・} ・・・
    [WITH DUPLICATES IN ORDER]
    {
        INPUT PROCEDURE IS 段落名1
    |
        USING ファイル名2 ・・・
    }
    {
        OUTPUT PROCEDURE IS 段落名2
    |
        GIVING ファイル名3 ・・・
    }

・ファイル1は、整列用ファイルを指定する。

・項目名には、整列を行う際の、キーとなるデータ項目を指定する。
 ASCENDING を指定すると、昇順に並べ替える。
 DESCENDING を指定すると、降順に並べ替える。
 キー項目を複数指定した場合は、その順序が優先順位となる。

・DUPLICATES を指定した場合は、キー値が等しい時に、レコードの入力順に整列される。

・段落名1には、入力手続きを行うための段落を指定する。

・ファイル名2には、入力するファイルを指定する。

・段落名2には、出力手続きを行うための段落を指定する。

・ファイル名3には、出力するファイルを指定する。


【例1】
SORT SORT-FILE
    ON ASCENDING KEY S-TANKA
    USING IN-FILE
    GIVING OUT-FILE
【例2】
SORT SORT-FILE
    ON DESCENDING KEY S-GOUKEI
    INPUT PROCEDURE IN-PROC
    OUTPUT PROCEDURE OUT-PROC

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