YCobol-文法の説明



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PERFORM



 PERFORM は終了条件が成り立つまで、処理を繰り返す命令。内PERFORM と、外PERFORM がある。

□ 内PERFORM
【構文】 [ ] は省略可能

PERFORM [VARYING 数字項目 FROM 初期値 BY 増分] UNTIL 終了条件
      文1
      文2
       ・
       ・
       ・
END-PERFORM

・終了条件が成り立つまで、PERFORM 内の処理を繰り返す

・VARYING句は、指定回数処理を繰り返すときなどに使うと便利

【例1】
MOVE 1 TO I
PERFORM UNTIL I > 5
    DISPLAY I
    COMPUTE I = I + 1
END-PERFORM

【例2】
PERFORM VARYING I FROM 1 BY 1 UNTIL I > 5
    DISPLAY I
END-PERFORM

 この2つの例はどちらも同じ内容で、画面に1から5までの数を表示するプログラム。

□ 外PERFORM
【構文】 [ ] は省略可能

PERFORM 段落名 [[VARYING 数字項目 FROM 初期値 BY 増分] UNTIL 終了条件]

・外PERFORM は、段落名で指定された段落を実行する。その段落の終わりに達したら、また戻ってくる

・UNTIL を書くと、内PERFORM と同様に終了条件が成り立つまで、その段落を実行する

・VARYING を指定した場合も同様

【例】

PERFORM YOMIKOMU UNTIL END-FLG = 1

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