YCobol-文法の説明
前へ 次へ
IF
IF は条件判断を行う命令。
- 【構文】 [ ] は省略可能
- IF 条件式 THEN
- 文1
- 文2
- ・
- ・
- ・
- [ELSE
- 文3
- 文4
- ・
- ・
- ・]
- END-IF
- ・IF文は条件式が成り立ったときに THEN 以下が実行され、成り立たなかったときには ELSE 以下が実行される
- ・ELSE句を省略すれば、成り立たなかったときは何もしない
- 【条件式】
- 条件式には「A が B より大きい」など、比較を行う式などを記述する。
- A > B : A の値が B より大きい
- A < B : A の値が B より小さい
- A >= B : A の値が B と等しいか大きい
- A <= B : A の値が B と等しいか小さい
- A = B : A の値が B と等しい
- A NOT = B : A の値が B と等しくない
- また、複数の条件式を、AND、OR、NOT を使ってつなげることができる。
- P AND Q : P の条件式が成り立っており、Q の条件式も成り立っている
- P OR Q : P の条件式が成り立っている、または Q の条件式が成り立っている
- NOT P : P の条件式が成り立っていない
- 【例】
- IF A > 0 THEN
- DISPLAY "A は正の値です"
- ELSE
- DISPLAY "A は正の値ではありません"
- END-IF
前へ 次へ