YCobol-文法の説明



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WRITE



 WRITE はファイルにデータを書き込む命令

【構文】 [ ] は省略可能    | は選択を表す

WRITE 項目名1 [FROM 項目名2] [AFTER 数字定数 | 数字項目 | PAGE]
[
    [INVALID KEY
        処理1]
    [NOT INVALID KEY
        処理2]
END-WRITE]

・項目名1には、データ部のファイル節で指定した項目でなければならない

・FROM を指定すれば、項目名2の内容を項目名1に転記した後、ファイルに書き込む

・AFTER に続けて「数字定数」か「数字項目」を書けば、その値分改行する

・AFTER に続けて「PAGE」を書けば、3行分改行する

・AFTER句は本来、プリンタに印字するときに使うが、YCobol ではプリンタが使えないので、すべてファイルに出力する

・索引編成ファイルの場合、AFTER句は書けない

・乱呼出しの場合、指定したキー値がファイル中に存在すれば(書き込めなければ)、 「処理1」を実行する。存在しなければ(書き込めれば)、「処理2」を実行する


【例】
WRITE OUT-REC

WRITE PRINT-REC FROM MEISAI AFTER 2

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